自宅保育(ホームケア)は、子どもを家庭で育てる選択肢の一つとして、多くの家庭にとって重要なテーマです。メリットやデメリット、自宅保育中の過ごし方に悩む方は少なくないでしょう。

家庭保育や在宅保育ともいいますよね。
本記事では、実際に幼稚園入園前までをほとんど自宅保育で2人育てたママザウルスが自宅保育のメリット・デメリットや、実際に自宅保育を行う際のポイントを詳しく解説します。これから自宅保育が始まる!自宅保育を選ぶか悩んでいる!という方はぜひ参考にしてくださいね。
そもそも自宅保育とは?
自宅保育は、自宅で子どもを保育することです。つまり子どもを産んだ場合ほとんどすべてのママやパパ、じいじにばあばが経験することになります。
よくママ同士で「自宅保育」という言葉を使う時は、以下の2パターンがあります。
- 保育園や幼稚園に入園する前の親子が毎日一緒に過ごす状態
- 保育園や幼稚園に入園したが、学級閉鎖や体調不良で通園できない状態

「プレ幼稚園とかいってるのー?それとも自宅保育-?」とか「臨時休園かあ。自宅保育しながら在宅ワークやん。」とか言いますね。
自宅保育のメリット
自宅保育のメリットを4つ紹介します。
自宅保育のメリット①子どもの成長を見守れる
自宅保育の最大のメリットは、何と言っても子どもの成長を身近で見守ることができる点です。早くから保育園に通わせる場合、親は子どもと過ごす時間が限られていますが、自宅保育では親が直接関わりながら子どもの成長をサポートできます。
一番近くで子どもの成長を見守れることで、さらに以下のメリットもうまれます。
- 親子の絆が深まる
- 子どもの個性に合わせた教育ができる
- 急な体調不良にも柔軟に対応できる
もちろん、子どもの成長を身近で見守ることができるというのはあくまで親側のメリットではあるのですが、子どものさまざまなはじめての瞬間を見逃したくないママは少なくありません。
自宅保育のメリット②経済的負担を軽減できる
保育園に通わせる場合、月々の保育料がかかります。※状況やその時の制度による。
自宅保育を選ぶことで、保育料や送迎費用、昼食代などの支出を抑えることができます。特に、家庭の経済状況に応じて保育費を見直すことができるため、費用面でのメリットは大きいです。

ただ、保育園を0歳から利用してでも仕事復帰をすることで生涯年収としては高くなることが期待できるので、長期的な目線で見ると経済的負担については難しいとこ!
ちなみに、私は長男が0歳のうちに在宅ワークを開始しました!もう1つのブログで在宅ワークのノウハウを発信しているのでのぞいてみてくださいね。
自宅保育のメリット③子どもに合わせた柔軟な生活スタイル
子どもを保育園に通わせる場合、基本的に決まった時間に送り迎えをしなければなりませんが、自宅保育では柔軟な時間設定が可能です。早起きや昼寝の時間など、子どものペースに合わせた生活がしやすくなります。よって下記のようなメリットがうまれます。
- 子どもが寝る時間、起きる時間を自分で調整できる
- 食事や遊びの時間も自分のペースで決められる
- 学習や遊びの内容を親が選べる
介護があったり、他にも兄弟がいる場合、自宅保育の方が柔軟に対応できるかもしれません。
自宅保育のメリット④保護者が子どもの安全を守ることができる
自宅保育では、子どもが家で過ごすため、外部のリスクから守ることができます。保育園などの施設に比べて、子どもがけがをするリスクや感染症にかかるリスクが低くなる可能性があります。また、保護者が常に子どもと一緒にいることで、子どもの安全が確保されやすくなります。
自宅保育のデメリット
自宅保育のデメリットを3つ紹介します。
自宅保育のデメリット①親の負担が大きい
自宅保育は、親がすべてのケアを担当するため、精神的・肉体的な負担が大きいというデメリットもあります。特に、家事や仕事の合間に子どものケアを行うことになるため、ストレスがたまりやすくなります。
自宅保育を選んだ親は自分の時間がほとんど取れなくなることを覚悟しておく必要があります。もう1つのブログで書いたコラムを貼りますね!ぜひ読んでみてください。
子育てがしんどいのはいつまで?辛い育児の終わりが見えないママへ
自宅保育のデメリット②社会性の発達に不安
保育園に通わせることで、子どもは早いうちから他の子どもと触れ合うことができ、社会性を育むことができます。しかし、自宅保育ではその機会が減るため、子どもが他の子どもと接する場が限られ、社会性の発達に影響が出ることがあります。
この点に関しては、習い事や地域のイベント、公園などで他者との関りを持たせること、親自身も社会とのかかわりを持つことが大切でしょう。
叱らない育児とは?メリット・デメリットもご紹介!わがままになって迷惑かけるって本当?
自宅保育のデメリット③専門的な教育が受けられない
自宅保育では専門的な教育プログラムを提供することは難しい場合があります。特に、年齢に応じたカリキュラムや集団での活動が不足するため、知育面での支援が限られることがあります。
絵本の読み聞かせや遊びを通じて、知育活動を促進していけると良いでしょう。

自宅保育の場合、子ども同士の競争心や協力精神が育ちにくい可能性があるので、兄弟姉妹やお友達との関りは持たせたいですよね!
自宅保育を成功させるためのポイント
自宅保育を成功させるためのポイントを5つ紹介します。
自宅保育のポイント①時間管理を徹底する
自宅保育では、親がすべての時間を管理する必要があります。計画的に1日のスケジュールを立て、遊びや学びの時間を意識的に作ることが重要です。
自宅保育のポイント②社会的な交流を大切にする
自宅保育の最大のデメリットは、子どもの社会的な交流が少ないことです。定期的に親子で外に出て、他の子どもと遊ばせることが大切です。また、親同士で集まり、情報交換をすることも有意義です。

幼稚園児の次男が公園に行く頻度などを記事にしましたー!参考にしてくださいね。
幼稚園児が公園に行く頻度は?毎日公園のメリット・デメリットやしんどい場合の対策も!
自宅保育のポイント③外部サポートを活用する
自宅保育を続ける中で、どうしても負担が大きく感じることがあります。その際には、ベビーシッターや家庭教師などの外部サポートを活用することも一つの手です。
自宅保育のポイント④親自身の休息を確保する
親の休息も大切です。育児に追われていると、自分の時間が取れなくなり、心身ともに疲れ果ててしまうことがあります。親が健康で元気でいることが、子どもにとっても最良の環境になります。
自宅保育はかわいそうなの?しんどい時はどうしたら良い?
自宅保育はかわいそうなことではありません。またママがしんどい時の自宅保育のつらさについてなかなか吐き出す場所もありませんよね。
以下の記事では自宅保育が時々かわいそうだといわれてしまう理由について、自宅保育がしんどい時の対策について紹介しています。ぜひ読んでみてくださいね。
自宅保育はかわいそう?しんどい時はどうする?3歳まで家庭で過ごす未就園児!
自宅保育は計画性と思い切って誰かに頼ることが大切
自宅保育は、子どもにとっても親にとっても多くのメリットをもたらす一方で、デメリットも存在します。しかし、適切な方法で自宅保育を実践すれば、子どもが健やかに成長できる環境を提供することが可能です。親自身がしっかりと計画を立て、時には外部のサポートを受けながら、バランスの取れた毎日を過ごしていけると良いですね。

3学年差兄弟の育児中です。小学生と幼稚園児。自宅保育や英語教育、知育、家庭学習など子どもに関することが好きなママザウルスのブログ、ぜひのぞいてくださいねー!ママザウルス.jp
育児と両立しやすい在宅ワークについてもう1つのブログで発信しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
コメント